おおいたクリエイティブ実践カレッジを修了しました

こんにちは!
少し時間が経ってしまいましたが、約半年間に渡る おおいたクリエイティブカレッジに参加させていただき、2月末に修了いたしました。
ここでの学びなどを少しアウトプットしてみようと思います。

出典:おおいたクリエイティブ実践カレッジ

おおいたクリエイティブカレッジとは?

おおいたクリエイティブカレッジは、大分県内のクリエイターやクリエイティブを活用したい人を対象に 大分県が開催している講座です。
約6ヶ月間を通して 各分野のプロフェッショナルによる講義を受講し、
運営の皆様のサポートのもと、実際に参加企業さまに パーパス設計・課題解決 のご提案をするというとても実践的な講座でした!

今回の講座では
① 課題解決への正しいアプローチ
②パーパス・ブランディングの実践
を中心に学びました。

この記事では、パーパス・ブランディングについてアウトプットしています。
※個人の考えなども含まれていると思いますが、ご了承ください。

今回のクリエイティブカレッジの中では、実際にチームでパーパスをご提案し、それを表現した動画を制作させていただきました。
障がいを持った方のさりげない・魅力あるイラストを 色々な形で社会に届けている、リトルアトリエスイッチさんのパーパス動画です。

▲アトリエスイッチさま パーパス動画 (掲載の許可をいただいております)

企画:チームアトリエスイッチ(森本 美咲、濱田 萌、仲野 太裕、岡本 裕美、宮﨑 杏)
撮影:仲野 太裕
WEBサイト・パッケージデザイン : 森本 美咲
編集・アニメーション: 宮﨑 杏

パーパスってなに?

パーパス(Purpose)とは、一言でいうと企業の存在意義ーー特に社会にとっての存在意義を指します。

近年、自社が儲かること だけではなく、より良い社会・より良い世界に貢献することが企業に求められるようになっています。

今後を担う若い世代はものを買う時や就職先を探す時、
「社会に貢献しているか?」「企業の思いに共感できるか?」
という事をとても重視するようです。

投資家にとっても、株主にとってだけでなく 社会に・世界に対しても価値をもたらせるか?
ということが評価の大きな基準になっているといいます。

こういう時代の中、
企業がどのような力で、どのように社会より良くしているか?を表明するのがパーパスです。

パーパスを定めると 何が変わる?

では、このようなパーパスを定めることによって何が変わるのでしょうか?
講座での学びを通して感じたことをご紹介します。

①事業の価値が、社会にとっての価値になる

講師の方の言葉で、「 パーパスは社会とつながる言葉 」というのが個人的にとても印象的でした。

事業の利益と、その事業にお金を落としてくれるお客様の利益しか見えていない状態だと、
社会とのつながりをハッキリと感じることはできません。

でももし、事業の経済活動が、社会の中のある問題を解決しているとしたらどうでしょうか?

企業の存在が、より良い社会への発展につながっている
=企業の存在価値が 企業とその顧客のものだけではなく、社会全体にとってのものになるのです。


そして、パーパスを設定して表明することで、企業の存在価値を広く認識してもらう事ができるようになります。

②社員・メンバーが 仕事の価値を再認識できる

会社の内部についても同じことが言えます。

パーパスが示されることによって、
「 自分が働く会社や 毎日取り組んでいる仕事そのものが
より良い社会への発展につながっている・社会全体にとって価値がある 」
ことが分かりやすくなりますよね。

社員やメンバーのの皆さんが自分の仕事に感じる価値はずっと大きくなります。
このことは、モチベーションのアップだけでなく、メンバーが同じ方向を向くことへもつながるでしょう。
社員だけではなく、社員のご家族にもパーパスを知ってもらう取り組みをしている会社もあるとお聞きしました!

③何をするか、何をしないかの指針をもつことができる

中小企業や小規模な事業主の方のお話を聞いていてよく感じるのが、
やりたいことがいっぱい。やりたいことが散らかっている。
またはやりたいことがあるけど自分の事業と関連性がないように思えて心配!という問題です。

パーパス=自社の存在意義がはっきりしていたら、
やりたいことをやるかどうか?を含め様々な行動の指針になるはずです。

パーパスに沿わないことはやらない。
少し飛躍するようでも、パーパスに沿うものは自社でやる意味がある、というように基準のひとつとなると感じました。

パーパスを定めた後のこと

パーパスを設定することで、社会とのつながり・社会にとっての価値が可視化されますが、
それだけでは形だけのもので終わってしまうかもしれません。

パーパスを定めたあとには
①パーパスを浸透させること
②パーパスにかなった行動・経営をすること

この2つが大切だと感じました。

①パーパスを浸透させること

パーパスを外部(社会やお客さま)に知ってもらう方法は様々で、会社や状況に合ったものを選んでいくことになると思います。
今回の講座でも、WEBサイトでの発信やパッケージ・マグネット広告・小冊子の制作など、多くの案が出ていました!

動画もパーパスを伝えるのに有効な手段です。
対お客様、対社員(または社員のご家族など)への施策として動画が使われることも多いです。

講座の中で、アニメーションを使った素敵な動画を教えていただいたので、シェアしたいと思います。
(あんずアニメーションの制作ではありません)

①パーパスにかなった行動・経営をすること

パーパスを設定したものの実際の行動は全くともなっていない・・という状態だと、かえって信頼を失ってしまうかもしれません。

設定したパーパス + それにかなった行動・経営
この両方をセットで見てもらうことで、説得力のあるパーパス=存在意義 と一緒に 信頼が積み重なっていくのだなと感じました。

さいごに

長い記事になってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

あんずアニメーションでは、「パーパスを浸透させるために動画をつくってほしい」というご依頼も受けしております。
動画に限らず、「そもそもパーパスをどうやって作った方がいいか分からない・・」という方のお手伝いもさせていただきます。
気になった方はお気軽にお問い合わせください。

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